私がスクラップブッキングと出会ったのは今から5年程前になります。
スクラップブッキングと出会うまで、これ程、夢中になれる趣味はありませんでした。
そんな中、唯一自然と続けていた趣味らしいことが1つあります。
それは「写真を撮る」ことでした。
家族や友人、会社の仲間・・・。中でも家族の写真は数え切れないほど撮影していました。
自分の大切な子供達や家族の思い出は、可能な限り写真に残したいと思っています。
そんな私にとって「思い出の詰まった写真」「そのために用意したアルバム」これらをデコレーションして、インテリアの一部の様にディスプレイするのも楽しみの一つでした。
ある日、まだ現像できていない写真が山のように溜まってしまったので整理も兼ねて写真屋さんに行きました。
写真屋さんにはこれまで見たことがない、アルバムの様な、クラフトの様な、独特の作品がずらりと並んでいました。
それら一つ一つが丁寧にデコレーションされ、作品はまるで制作者の思い出に私を招待してくれている様でした。
スクラップブッキングとの出会いから
夢中になるまでにそう時間はかかりませんでした。夢中になった私は、本場アメリカの様々な作品を研究し始めました。
自分が気に入った道具や材料があれば、海外から直接購入することもありました。自分で集めた道具や材料を使って様々な作品を作る事は暮らしのスパイスとなりました。
作ったスクラップブッキングを自宅にディスプレイするのはもちろんですが大切な人にプレゼントするのも楽しみの1つです。
私の友人がディスプレイされた作品や受け取った作品を見て興味を持ってくれたり、自分でも作ってみたいと言ってくれたり、楽しさを共有できることが私の喜びでもあります。
作品を作るひと・受け取るひと・作品の中に登場するひと、
また、その作品を見たひと、全てのひととの「絆」を深めてくれます。
この「絆」という言葉は私がスクラップブッキングに出会う前から大切にしている言葉でもありました。
一期一会の出会い、そこから生まれる素晴らしい人と人との関わり、そこで生まれた感情や思い、その全てを様々な色や形で未来に残してくれます。
スクラップブックスやスタンプアートを通じて楽しくなったり、幸せな気持ちになってくれる事がとても嬉しく思います。そのため日本国内のみならず海外へ広める活動も行っています。
人を想い人を感じ創作していく。それはまさに私にとっての
「絆の証」そのものでした。
「bonds=絆」「factory=工場」
それがsachi’s bondsfactoryサチズボンズファクトリーの由来となりました。